職業訓練の導入講習とは? 内容や受講した感想

職業訓練の導入講習とは? 内容や受講した感想

わたしは2021年にIT系の公的職業訓練の導入講習付きコースを受講しました。
今回は、導入講習の内容や受講してみて感じたことなどを解説します。
職業訓練の受講を考えている方、導入講習について知りたい方々の参考になれば嬉しいです。

こちらの記事で職業訓練の選考試験時の服装について解説しているので、ぜひ一緒に読んでいただけると嬉しいです。

目次

受講した職業訓練のコースについて

プログラミング、ネットワーク、HP制作、アプリ開発などを学べるIT系のコース

・定員20名
・訓練期間は通常6ヶ月
・1ヶ月の導入講習コース有り(定員5名)

導入講習とは

わたしが学んだ職業訓練校では、いくつかのコースに”導入講習”を受講できる枠が設けられていました。
期間は本訓練が始まる前の1ヶ月間。
講習の内容を一言で表すと”本格的な訓練&就活が始まる前の下準備“です。
導入講習も職業訓練なので、雇用保険受給資格がある人は給付金を貰いながら受講することが出来ます。

導入講習は全ての職業訓練校で行われているわけでありません。
わたしが受講した導入講習について述べておりますので、あくまで参考程度に留めてください。

導入講習付きコースの選考について

導入付きコースとそうでないコースの選考試験は別日に行われていました。
導入講習付きの枠に入れなかった場合、もう一度選考を受けることが出来ました
選考は下記のような流れで行われていました。

(例)訓練が4月〜10月、定員20名の場合

2月 導入講習付きコースの選考試験(定員5名)
3月 導入講習開始
3月 選考試験(定員15名)
4月 定員20名で本訓練開始

導入講習付きコースの選考試験を受けるメリット

わたしが応募したIT系の職業訓練は人気が高く、さらに導入講習を受けられる人数は5名だったので合格を勝ち取るのはかなり難しいと思います。
しかし、もし受講を考えている職業訓練に導入講習付きの枠が設けられているなら挑戦することを強くオススメします。
1回でも多く挑戦できるチャンスを逃す手はないですし、他にもメリットがあります。

導入講習付きコースの選考試験を受けるメリットをまとめてみました。

  • 選考の雰囲気や問題の傾向、面接の質問などを知ることができる
    →また選考試験を受けることになった場合、対策が練りやすい
  • 職業訓練校の説明会や選考に参加することが失業保険受給のための”就職活動”の実績になる

導入講習の内容について

※以下、導入講習後に始まる本格的な職業訓練を”本訓練”と呼びます。

受講者の年齢層や講習の雰囲気

導入講習は2コース合同で行われ、人数は各コース5名ずつの計10名でした。
年齢層は、IT系コースの方は20代〜30代前半、もう一方のコースの方は20代〜おそらく50代くらいでした。
偶然だと思いますが、男女比は同じでした。

基本的にペアやグループで課題に取り組むことが多く、雰囲気は企業の研修をゆるくしたような感じでした。
導入講習では教科書を購入する必要は無く、プリントや小冊子が随時配布されました。

カリキュラムについて

1ヶ月間で行ったことをざっくりまとめると下記の通りです。

  • グループワーク
  • 性格診断、適正診断
  • Officeソフトの基本操作
  • 電気回路の基礎
  • 面談

グループワーク

出題されたテーマに対してグループで話し合う、というようなことを何ケースかやりました。
出題テーマは就職活動に関係ないものが多かったので、”複数人で何かに取り組む・話し合う”という行為に重きを置いていたようです。
グループワークの目的について特に言及されることは無かったので終始ふわっとしていました。
”研修っぽい”からカリキュラムに入っていたのかな…?と思います。

新卒の入社試験のようなギラギラした感じではなく、とてもリラックスした雰囲気でした。

自己診断(性格・適正診断など)

自分の価値観や、仕事に求めることなどの診断をいくつか行いました。
グループワークでの立ち振る舞いが性格診断の結果と合致していたり、「これまでやってきた仕事が、全て自分の適正と真逆だった」という人もいて、なかなか興味深かったです。
診断結果を鵜呑みにするわけではありませんが、就職活動をする際の指標の1つとして役立ったと思います。

Officeソフトの基本操作

FOM出版のテキスト(おそらく『Word 2019 & Excel 2019 & PowerPoint 2019 』)を使用してWord、Excel、PowerPointの基本操作について学びました。
初心者レベルの内容だったので、デスクワーク経験者には物足りない内容でした。
PCの操作に不慣れな人にとっては有益な授業だったと思います。

電気回路の基礎

この授業はIT系コースのメンバーだけが受講しました。
機械制御に関する内容が本訓練のカリキュラムに含まれていたので、そのための基礎を身につけるための授業でした。
高価な機器を使用した授業でしたが、内容は義務教育の復習とその応用レベルでした。
わたしは完全に忘れていた内容だったので、この授業を受けることが出来て良かったです。

面談

現段階で興味を持っている業種や職種などについて、コースの担当講師や就活アドバイザーの方と面談しました。
就職活動についてプレッシャーをかけられることはなく、サラッとしたものでした。

導入講習を受講した感想

正直、講習を受けている間は「これは必要な時間だろうか?」と疑問を抱くことが多かったです。
目的がふわっとしている課題や、それぞれのカリキュラムに繋がりが無かったことは残念でした。
例えば、Officeソフトの操作を学んだ後にグループワーク取り組み、その内容をPowerPointに落とし込みプレゼンする…というような一連の流れがあれば、もう少しスキルが身についたと思います。

しかし、導入講習を受けるメリットもたくさんあります。

  • 本訓練が始まる前に職業訓練校の施設や雰囲気に慣れることが出来た
  • 別のコースにも知り合いが出来た
  • グループワークを通して同じコースの人たちと仲良くなれた
  • 本訓練が始まる前に、職業訓練中の時間の使い方を考えることが出来た
    →授業内容に余裕がある導入講習中にITパスポートの勉強を始め、約1ヶ月半で資格を取得することが出来ました

職業訓練は、授業料無しで給付金を貰いながら学べるありがたい制度です。
わたしが受講した職業訓練の訓練期間は通常6ヶ月でしたが、本当にあっという間に過ぎてしまいました。
導入講習を受講していたことで職業訓練中の時間をより有効に使うことが出来たのは間違いありません。

導入講習を受講するかどうか迷っている方は、ぜひ前向きに検討してみてください。
この記事があなたの役に立てれば幸いです。

職業訓練の導入講習とは? 内容や受講した感想

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この記事を書いた人

個人事業主として自活することを目指している30歳。
前職は企画事務とデザイン業。

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